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Posted by naturum at

2013年11月14日

いまさらですがPS3 【Last of US】制覇

この年(?)になるとなかなか名作とはいえクリアまでゲームプレーをしていくのはマレなのですが、地道にクリアしました。

PS3 The Last of US(ラストオブアス)


大好きなアンチャーテッドを作った会社:Naughty Dogが送り出したアンチャーテッドに並ぶ傑作という評価だけで購入(中古ですが(^-^;) 見た目完全にTPSのゾンビゲーム。


なんですが、
これは素晴らしい映画でした。
いや映画を超える何か・・・です。

ぶっちゃけ泣けました(ノД`)・゜・。。
ええ泣きましたとも( ;∀;)。
子を持つ親だと泣いちまいますよ。多分。
そーでない人も、是非このゲーム内の主人公達との奇妙な一体感を感じてください。

内容は簡単に言いますと、ゾンビパンデミックで、主人公は自分の子供をそのパンデミックで亡くしたジョエル。それから20年経って初老にちかい50代でしょうかね・・・になって、それでも死にもの狂いで生きている。職業は裏稼業「運び屋」。そんな中、一人の女の子:エリーを輸送する仕事を請け負う。
この世界では、そこらにいるゾンビに噛まれれば死。だからこの世界の生存者は皆、善悪などお構いなしに「生きる」ことだけに執着している。殺人・略奪はいつでも傍にあり、食物連鎖の中で人間はただの一動物に成り下がっている。

それは実際ゲームの中でも再現されていて、雑魚キャラなんてものはなく、油断すればあっという間に死にます。
慣れればステルス(隠れて)で相手の背後から近づき殺すことも可能ですが、それにしても常に緊張を強いられるこのドキドキ感が半端なく、コントローラを置くともの凄い安堵感が襲ってきます。

そんな緊張の中、一人の女の子:14歳のエリーを運ぶ。
ジョエルは20年経って息子の死を忘れたつもりだった。生きる目的もなくただ単に生き抜くだけに執着してきた。最初は単なる運び屋としての荷物としてエリーと接する。が、次第に保護者として、そして実の子のように愛おしく接していきます。そんな中14歳のエリーは生意気盛り。最初は守られているだけだが、次第に「一人の人として認めてほしい」と背伸びしていく。

二人が生きていく上で、悲しく切ない事は多々起きてしまう。
そんな中、初老のおっさんが、死にもの狂いでエリーを助け、守り、戦う。それがラストオブアスです。

銃でドンパチでヒャッハーと爽快感を楽しむものではなく、こういった悲壮感を背負いつつ、世界が滅びつつある環境で、物資も限れて、常に最低限の戦いを考えさせられる。メタルギアやバイオハザードと一見似てますが、全く違うゲーム。無論ドンパチもやろうと思えばできるが、ボス戦などは基本無い。とにかく生き残る。それだけなのに泣かせるストーリー。この先どうなるんだとやきもきする展開。

しかしそれはエッセンスに過ぎず、この過酷な環境の中で、二人はどう生き抜いて、そしてどのような心情の変化を見せていくのか・・・・という親子愛、人生観、生き様を見ていくもの。
ストーリーとしては、有りがちなのですが、もの凄く引き込まれる。
それはなぜなのかと終わってから考えるに、ゲームという体験をすることで、主人公ジョエルの疑似体験の世界に自分がどっぷり入り込んでいるいるからだと思う。疑似なのにリアルに感じる。
だからこそ一つ一つの何気ない会話に"ぐっ"ときてほろりとしてしまう。
もしもラストオブアスが映画化されても、ゲームをしていない方にはB級映画にしか見えないのではないかと思う。
このゲームは"映画のような"とよく称されるが、映画とはまた違うものかと思う。
ゲームをプレーし、必死にもがいて生き残り、少しずつ互いに精神的に成長し、言葉ではないものを感じて行ってしまう。
これがこのゲームの恐ろしい所なのかと。だから映画の2時間では"ジョエルやエリーへの投影感、没入感"が伝えきれないのではないかという気がしている。

映画的なゲームは一般的にムービーが多くて長く、そのムービーが美麗かどうかが良く言われるが、ラストオブアスはムービーを見たいがために、ある地点まで行くと言う単純なものではなく、あくまでゲームが主体であり、ムービーが無くとも、歩きながらエリーと雑談しているジョエルが日常であり、ムービーはスパイスに過ぎない。

それがこのゲームの醍醐味。
それにしても・・・エンディング後にこんなこと考えさせられる事は初めて。
良い意味で恐ろしいストーリーでありゲームである。
ゲームだからこその没入感。
ラストオブアスというゲームは完了してしまったが、まだまだジョエルとエリーのコンビと雑談しながらも共に必死に旅を続けたい私が居る。それでももの凄い爽快感を得られている。

こんな素晴らしい体験と出会い、Naughty Dogには感謝です。


※ゲームとして※
私はゾンビゲームが嫌いで、このラストオブアスもやろうかどうかだいぶためらった。
が、全く違うものです。生き残る為というのが主眼で、ゾンビはあくまでサブ的要素。
私はEASYでTryしましたが、物資が限られているとは言え、結構余る。
照準アシストをONにすれば、敵に自動的に照準が合いますので、超らくちんに倒せます。
ま、なかなかゾンビはリロードまで待ってくれませんが、それでも楽です。
そういう意味では、苦手でもストーリーを楽しむ事は可能なゲームでした。

  


Posted by Uni at 20:34Comments(4)ゲーム