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2015年11月20日

プレミア12の敗戦の原因は人選から

野球の国際大会「プレミア12」で野球・日本代表は劇的な敗戦をしてしまいました。

プレミア12の敗戦の原因は人選から
なんとなくですが、野球好きは「このままイケイケで勝ち続けられるわけがない」と思っていた人は多かったのでは無いかと思う。

敗戦した韓国戦では継投がダメと言われていますが、確かにソレも一因。

「大谷の調子如何に関わらず、7回までで降ろす」と戦前から決めていた監督の采配は疑問。
トーナメントで勝ち続ける事が必須なのに、「形にこだわる」理由が分からない。

勝負は水もので、試合には必ず流れがある。
良い流れであればそのままに、悪い時はその流れを断ち切るのが監督の役目ですが、それを無視してるわけですから、出たとこ勝負=選手任せで「采配しましたーあとヨロシク」みたいな継投策。

でね、まだ言いたい事がある。





プレミア12の敗戦の原因は人選から
それはメンバー。

スタメンは蒼々たる顔ぶれで、各チームのクリーンナップを集めてきたと言った所。
キャッチャーの嶋と、秋山の1番は分かる。
それ以外、巨人では3番の坂本が2番を、打順後半の平田や松田もクリーンナップだ。

これ、小技が全く出来ない人達。
打つのは得意。勝負強いのも分かる。
ヤクルトの山田やおかわり君、中田翔、筒香なども凄いが「繋ぐバッター」ではない。
平田も松田も上手いバッターではあるが、粘り強くフォアボールを選んだり、バントで揺さぶったり、相手ピッチャーに球数放らせたり、バントヒット狙ったりはできない。

これは何を挿すかと言えば、大艦巨砲主義で、スモールベースポールができないチームだという事。

準決勝まで「運良く」勝ててきた。ここまでは弱い相手というのもあるし、予選では必ずしも全勝の必要がない、いわゆる緊張感が薄い戦いでもあったからだ。

そんな相手でもこのチームでサヨナラ勝ちなどで全勝通過してきたのは、運が良かったからだ。
大谷や前田健太の快投や、中田翔の絶好調具合に助けられただけ。

チャンスを積極的に生み出したり、送りバントでチャンスを拡大させたり、流れを変えられないチームなのだ。

そりゃそうだ。1年間リーグを戦っても「送りバント」なんてサインを出される人達ではないのだ。

突然やらせてもうまくいかない。

だから通常バントの場面で強行したりしたわけだ。

継投に関しても抑えの松井裕樹が不調にも関わらず、重要な場面で投げさせてピンチを拡大したり失点しても使い続けた。それでも勝てたのは運が良かったわけだ。ミスはたくさんあるのに「勝てば官軍」でその悪い点はもみ消され記憶からは遠ざけられた。

昨日も大谷の快投があったからいいが、彼が居なかったりすればたちまち打たれてしまう。
打たれてもそこそこの相手からそつなく点を加点できればいいが、監督采配ではそういう動きは見られず、結局選手任せ。

要は監督の経験不足。チームとしての人選ミスだ。
2番や7~9番にはそれなりに足があって小技が効く選手をぱらぱらと置いておくだけで、嫌なイメージや動きを与えられたはずだ。
塁に出れば盗塁を警戒し、2塁にいればヒット1本で確実にホームに帰れるランナーが居ると、ピッチャーや野手はそれだけで緊張するものだ。そういうプレッシャーがあると普段コントロールが良いピッチャーが微妙にコントロールがずれたりするから野球は面白いのだ。一つ一つのプレーには流れがある。4番以降は9番まで足が無い選手を揃えた結果、相手ピッチャーは走られるという警戒からは逃れられ、バントヒットなどの小技の警戒もなくプレッシャーから解放される。ヒットを打たれる可能性はあるが、ピッチャー対バッターだけに集中できるからある意味怖さがない。

では普段と違うことをしろというのかというとそれは違う。
普段からそういう役割をしない選手に、代表に来たときだけ違うことをしろと言ってもできないのだ。

小久保監督はコーチ経験も無いまま代表監督になり、その経験が無いまま人選したから、各チームから成績が良い選手を持ってきただけになった。

スターティングメンバーは一見豪華だが、打つだけの選手ばかりになってしまった。

そう。結局は戦う前からこうなることは決まっていたわけだ。

私は小久保監督に決まったときから嫌な予感はしていたのでこんな記事を2013年に書いていたが、案の定といった感じで後味が悪い。

侍ジャパンは小久保監督? これは仕組みを変えるしかない

「そらみたことか!」と言うつもりはないが、少なくとも日本の国を代表する監督に「コーチ経験すら無い人」をアサインした人達は全員もう関わらないで頂きたい。男気があるとか兄貴と慕われているとか将来性を買ったとか「雰囲気」で決めたらしい所が終わっている。

いまからでも遅くは無い。

小久保監督はアイルランドリーグでもいいから、臨時監督として修行させてもらうべきだ。
人選、継投、戦術、全てが欠けている。
試合感、流れを掴んだり産み出す方法など、もうちょっと動きを出さないと勝ちきれない戦いが続くことになるだろう。





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この記事へのコメント
おはようございます。

この記事は盛り上がりそうですね~w
私も書きたいこといっぱいありますけど簡潔に。

どうして松井をクローザーに使ってたんでしょうか?
今シーズンの楽天での成績は知りませんが、プレミアではほとんどピンチを迎えていたと思います。
見ててヒヤヒヤでしたもん。
それなら則本の方が迫力もあって頼もしかったですけどね。

でも、韓国には負けてほしくなかった。。。
他の国には負けてもいいから韓国だけには。。。
事実上の決勝戦ですもんね。
1回目は快勝しましたけど、2回目はなにか起きるぞって感じてましたよ。

結果論ですけど、大谷のままでよかったですよね。
この試合投げきればもうオフに入れるわけですから。
決勝はマエケンか誰かに任せておけばいいし。
藤浪は調子悪くて不参加ですけど、ぜったい神戸付近で釣りしてますよwww




で、3連休ということで、急遽ホテル探しをしましたがみつかりません^^;
しかし昨日、和歌山のコテージで空きを発見!
すぐにクリックして予約完了♪
釣りは夜に短時間限定ですが、エギングとワインドしてこようかな^^v
Posted by けんじ at 2015年11月21日 11:24
こんばんわー

いやーほんと韓国にだけは勝って欲しかった。
短期決戦で選手の調子の波を見極められない監督は負けますよ。
「こいつと心中だ」みたいな浪花節では短期決戦の国際大会では勝ち抜けません。完全に監督が自分に酔っているだけ。
どーせなら大谷と心中してほしかったっすね。

藤浪・・・>ほんと彼は居るべきですねー。釣りしてないで。ったく。

和歌山・・・>まじっすか!
うらやまー
いいなー
夜のエギングとワインドなんて、常夜灯絶対釣れそうじゃ無いですか。いいなぁー
Posted by UniUni at 2015年11月21日 21:48
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