釣りと馬を愛でる

日曜はダービーDayでした。
ドロドロの不良馬場で、オークスの的中再来と欲をだし、逃げ/先行馬有利と読み買いあさった。
結果、、、、ドリームジャーニーの弟オルフェーブル完勝。不良馬場で圧巻の差し足。他の馬が競りかけてきたのも更に突き放し、おそらくこの世代にはもう敵はいないだろうという足。

対して、私の買った馬たちは惨敗。
武豊には密かに期待していたんですが・・・。ロッカヴェラーノ。皐月賞でも買っていて6着に来た馬。
武自身も大胆騎乗すると言っていたし、調教師も「雨なら逃げさせる」と言っていたので、期待していたんですが・・・スタート失敗→後方からの競馬→そのまま見所無く15着。うーん。言い訳は「出負けしたので、馬と喧嘩しないように乗った」ですと。これを見て「終わったなぁ。武豊」と遠い目をしてしまった。どーせ12番人気。最大の祭典ダービーで勝ち負けにこだわった騎乗じゃなく、普通の騎乗をしちゃうあたり終わっちゃったんだろうな。ウチパクやアンカツだったら強引にハナを狙い、一かバチかの勝負に出ていた気がする。そのあたりが「追えない騎手」と言われる所以か。典型的な逃げ馬が不在でこの馬なら大逃げ打ってくれると思ったんですが、もう武馬券は買わないつもり。

武豊・・・嫌いではなくむしろ好きな騎手だったんですが、数年前アドマイヤの馬主に見限られ、アドマイヤムーンを下ろされたあたりからおかしくなった。ウォッカも外人騎手に奪われたし。今は短期免許の外人騎手を乗せた方が巧いし確実に追ってくれる。短期免許とはつまり出稼ぎである。どんな馬に乗るにせよ入着しなければ稼ぎにはならない。だから外人騎手は必至に追う。だが武はスムーズに乗ることに信念を置いているように思う。勝とうが負けようが馬には無理させない。そんな騎乗だから、負けっぷりあっさりしていて泥臭くない。とても「良い子ちゃん」でびっくりするような騎乗が無いのは残念。天才と呼ばれ続けたのももう終わった感じ。

やっぱり今まで騎乗馬に恵まれていたんだなと。天才の名を欲しいままにしていたときは、
武豊人気→騎乗数多い→良い馬に乗れる→結果もそこそこ付いてくる→更に人気に・・・
という好循環だったのが、いまは完全に逆転。
騎乗馬少→人気馬にも乗れない→追わないから人気以上の結果も付いてこない→更に騎乗減・・・とこんな感じでしょうか。
ちなみにダービーWeekの結果はこんな感じ。

５月２８日（日）京都
　１Ｒ　タルトレット（ 3歳未勝利・牝 ダ1200）　　　　　２人１１着
　５Ｒ　ゴールデンアスク（3歳未勝利 芝1400）　　　８人８着
　９Ｒ　エターナルロブロイ（與杼特別　ダ1800）　　　９人１５着
１１Ｒ　ナリタクリスタル（金鯱賞　芝2000）　　　　　　　４人１３着
１２Ｒ　メイショウバレーヌ（4歳上1000万下 芝1200）５人８着

５月２９日（日）東京　
　４Ｒ　ファンフェア（3歳未勝利 芝1800）　　　　　　２人１着
　７Ｒ　ロックバルーン（4歳上500万下 芝1800）　　３人５着
　９Ｒ　ファンドリカップ（富嶽賞 ダ1400）　　　　　　６人１２着
１０Ｒ　マコトギャラクシー（むらさき賞　芝1800）　６人１２着
１１Ｒ　ロッカヴェラーノ（日本ダービー　芝2400）１２人１５着

5/29の4Rのみ勝ってますが、それ以外は全部人気以下。終わってる。そりゃぁ外人騎手や他の騎手に騎乗取られちゃいますよ。

本人もちょろっと「そろそろ調教師も考えんと」と漏らしていたらしいし、今年で引退かも。42歳と同年代だしまだまだ頑張って欲しいが。アンカツなんて50過ぎてまだ現役一線級なんだし、まだまだやれると思うが、性格的には調教師のほうが合ってる気がする。

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