2012年08月10日
沖縄・嘉手納沖でテンヤとジギング!
なんとか・・・なんとか出れました。
念願の沖縄テンヤ・ジギング船。
既に旅行前1ヶ月から船長とメールでやりとりという入念な準備。
を、、、、していたにも関わらず、旅行初日からの台風一過で、船長は「99%無理ですが、天候が急回復することを祈りましょう」というほぼ断念発言。
しかし、見放されなかった。
予定していた8/7の釣行は無理でしたが、翌日に若干回復して来る見込みがあったので、船長に電話して、「なんとかして出たい。近場でもいいので釣り出来るところはないんですか?」と無理なお願いすると、「翌日の朝に最終的な時化具合見て決めましょう。それでもいいのなら。」と願ったり叶ったり。船長の家から沖が見えるらしく、急回復中の天候を見て、「これなら五分五分」とまで言ってくれました。
前日までは1%の可能性でしたから、これでも可能性はかなり高まった方。
で、当日。
10時に船長に電話すると、、、、
「いやー願いが通じたね。行ける。行けるよ~!!」
息子と二人で「よっしゃーーーーーーーーーー!!!」
と、早速嘉手納漁港へ行って、船長の船に乗せて頂きました~

沖は若干波が高く、覚悟はしておいてね・・・とは言われましたが、東京湾の2-3mの高波を経験している我々からすると、楽勝やん・・・というか、沖縄でテンヤ・ジギングという響きに気分はノリノリで話半分で聞いていたのもあります。はい。

こんな感じで、波もあんまり無いようですが、実は結構うねりはありました。
でも水は水色と深い色に若手て綺麗だな~なんて思っていたら、コレ。。。水色の部分はリーフの色じゃなくて、水潮なんだそうで。
要は台風の影響で、川とかから大量の真水が流れてきて、そこは魚が居らず、まず釣れないので沖に出ないといけないらしいです。ただこの真水を嫌った魚が境目より沖側に固まるので、釣れるときは爆釣ですよっと前向きコメント頂きました。
で、早速ポイントに着いて、息子はテンヤ。私はスロージギングでスタート。
水深は40m前後で、うねりで沖に出れないから起伏に乏しいポイントしか流せないとの事。
魚探にも魚影は無いようですが、とりあえずボトム狙いで。
スロージギングはテンポよく攻めますが、全くアタリなし。
テンヤはぼちぼちアタリはあるものの、なかなか乗らない。
すると・・・・
きたよっっ! でも小さいか~?
っと息子が。

いきなりやりおったですわ。キツネウオ。
エサ取りはこいつや~と船長が言ってましたが、これはこれで綺麗なお魚じゃいですか。
スロージギングには反応してないっぽいので、私も早速テンヤに(^_^;)
すると、、、、、
カッカッカッカッとアタリが・・・。エサ取りか?と思っていたら、
ガツン!
やっとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

そんなに大きくはないけど、嬉しい一匹。
これはクチナジという魚で、イソフエフキ。
すると息子も同じくクチナジ。

こちらでのテンヤ釣法がよくわからないのですが、エサ取り覚悟でボトム静止10秒くらいが、このクチナジに効いていたようです。船長曰く、沖縄のテンヤでは、エサ取りが多くて、ボトム静止はあまりしないらしいです。またそのほうがヤル気のあるでかい根魚が、3mくらいしゃくっても追いついて食うとの事。
私は船長の釣法を真似して、ボトムに着いたらすぐしゃくりを繰り返すことに。
するとボトム静止派の息子に再びアタリが!

おいおい~
アカハタ。羨ましすぎる。サイズはともかくハタ系ですからね。
と、ここで我々には厳しい現実が。
アネロンを飲んでいたにも関わらず、船酔いx親子(T_T)
息子はキャビンでダウン。
私は、テンヤ餌を付けている僅かな間で吐き気が出るので、しばらくはテンヤに餌なしのまま、遠くの景色を眺めて回復待ち。。。。情けない。
その間、船長から沖縄でのテンヤ釣りのレクチャーを受けて、テクを伝授して頂きました。
沖縄でのテンヤにしてもジギングにしても、基本は全てスローだそうです。
船長のしゃくりを見てましたが、テンヤのロッド操作はとにかくデッドスロー。
テンヤ真鯛のように少し跳ね上げるイメージは捨てきらないとダメです。
ゆっくーーーり上げて、デッドスローでテンションかけて落とす。
この上げと下げの時に「ガッツーーーーン」と来るそうで。
と、こんな話をしていたら、なんとか30分くらいで回復。
レクチャー通りにやっていると、来ましたよっ。

クチナジですが、こいつはいい引きしてくれました(^O^)
ドラグも出たし、満足満足。
40cm後半のナイスサイズ。
それにしてもこの歯! この口!

ごつすぎますやん。真っ赤だし。
そんでもって、また口がめっさ固い。
刺さった針を抜くのも一苦労です。
実は息子も私もここまでにバラシは多数。
アワセキレていないというよりも、ファイト中にばらすんですよね。「あ! 抜けた」みたいな。
この口見て納得。
相当がっつりアワセを入れないと、針が貫通しないんだわ。
普通のテンヤ釣りのつもりで釣っていたらダメだとようやく分かりました。
でもその分、貫通したらまず抜けないですからね。かかっていればあとは安心。
プライヤーでもかなり抜くのに苦労するくらいですから。
でも確かに着底即しゃくり釣法は、デカ目が釣れることは分かりました。
しかしその後、アタリはぱったり。
船長の分析では、水潮が常に潮の流れに対して移動していて、それで魚たちも水潮を嫌って移動しているらしいとの事。
どてらで流すテンヤでは、水潮の動きについていけず、うまく魚たちに合わせて船の動きはあわせられんな~と、悩んでました。
ということで、「息子は酔ってるし、嫁と娘がホテルで待っているのもあるんで、あとヒト流しくらいで帰りませんか~」と提案することに。
船長は「俺はいつまででもいいよ~( ̄ー ̄)ニヤリ」と逆に釣り足りないようで(^_^;)
でも粘っても厳しい感じなので、「じゃあ、息子起こして、30分くらい釣ったら終わりって事で」とラストヒト流しに賭ける。
でも。。。
全然釣れません(T_T)
アタリもぱったり遠のいて、船長と「いやー厳しいねぇ」なんてぼやいていると、
食ったよ!!!
と息子が!!!
ロッドも引きこまれているし、ドラグもガンガン出てる。

息子の腕力だとロッドが上がらない感じですが、そこをなんとか立てろ!と船長と二人で叱咤激励すると~

なんと、50cm overのグッドサイズの「タマン(はまふえふき)」
沖縄の釣り魚の代表格。一番の人気魚種を釣りおった。
釣行の半分は寝ていたヤツが・・・
息子が釣って嬉しいやら、悔しいやら。
でもこれで終わり良ければなんとやらで、納竿です。
「この時期のタマンはまだ時期はずれで、もう1ヶ月後くらいに釣れ出すはずなんだけど、いやーこの時期にこのサイズのタマンを釣るとは!」と誉めて伸ばすタイプの船長にヤラレっぱなしの息子でした(^_^;)

釣果としてはこんな感じ。
私、そういえばベラっぽい魚も釣ってました・・・はい。
しかしホテルに魚持って行っても仕方ないので、船長にプレゼント。申し訳ないです。
船長からはもっと早く言ってくれれば、持ち込みOKの居酒屋紹介したのに~と言われ、しくった自分を悔やみました。次回は絶対そうさせて頂きます! やっぱり釣った魚は食べたいですから。特にクチナジ・アカハタは美味いらしく、最後まで発泡スチロールの箱持ってきて、クール宅急便で送ろうか迷いましたが、断念。
でも最初は釣りなんてできる可能性が1%もなかったところから、ここまで来ていい船長にめぐりあえて、釣果まで出せましたし、言う事なし。ワンピースロッドをホテルまで持ち込んだ甲斐がありました~
来年、もしまたチャンスあれば、船長とお会いすることを誓って、漁港を後にしました。



念願の沖縄テンヤ・ジギング船。
既に旅行前1ヶ月から船長とメールでやりとりという入念な準備。
を、、、、していたにも関わらず、旅行初日からの台風一過で、船長は「99%無理ですが、天候が急回復することを祈りましょう」というほぼ断念発言。
しかし、見放されなかった。
予定していた8/7の釣行は無理でしたが、翌日に若干回復して来る見込みがあったので、船長に電話して、「なんとかして出たい。近場でもいいので釣り出来るところはないんですか?」と無理なお願いすると、「翌日の朝に最終的な時化具合見て決めましょう。それでもいいのなら。」と願ったり叶ったり。船長の家から沖が見えるらしく、急回復中の天候を見て、「これなら五分五分」とまで言ってくれました。
前日までは1%の可能性でしたから、これでも可能性はかなり高まった方。
で、当日。
10時に船長に電話すると、、、、
「いやー願いが通じたね。行ける。行けるよ~!!」
息子と二人で「よっしゃーーーーーーーーーー!!!」
と、早速嘉手納漁港へ行って、船長の船に乗せて頂きました~
沖は若干波が高く、覚悟はしておいてね・・・とは言われましたが、東京湾の2-3mの高波を経験している我々からすると、楽勝やん・・・というか、沖縄でテンヤ・ジギングという響きに気分はノリノリで話半分で聞いていたのもあります。はい。
こんな感じで、波もあんまり無いようですが、実は結構うねりはありました。
でも水は水色と深い色に若手て綺麗だな~なんて思っていたら、コレ。。。水色の部分はリーフの色じゃなくて、水潮なんだそうで。
要は台風の影響で、川とかから大量の真水が流れてきて、そこは魚が居らず、まず釣れないので沖に出ないといけないらしいです。ただこの真水を嫌った魚が境目より沖側に固まるので、釣れるときは爆釣ですよっと前向きコメント頂きました。
で、早速ポイントに着いて、息子はテンヤ。私はスロージギングでスタート。
水深は40m前後で、うねりで沖に出れないから起伏に乏しいポイントしか流せないとの事。
魚探にも魚影は無いようですが、とりあえずボトム狙いで。
スロージギングはテンポよく攻めますが、全くアタリなし。
テンヤはぼちぼちアタリはあるものの、なかなか乗らない。
すると・・・・
きたよっっ! でも小さいか~?
っと息子が。
いきなりやりおったですわ。キツネウオ。
エサ取りはこいつや~と船長が言ってましたが、これはこれで綺麗なお魚じゃいですか。
スロージギングには反応してないっぽいので、私も早速テンヤに(^_^;)
すると、、、、、
カッカッカッカッとアタリが・・・。エサ取りか?と思っていたら、
ガツン!
やっとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
そんなに大きくはないけど、嬉しい一匹。
これはクチナジという魚で、イソフエフキ。
すると息子も同じくクチナジ。
こちらでのテンヤ釣法がよくわからないのですが、エサ取り覚悟でボトム静止10秒くらいが、このクチナジに効いていたようです。船長曰く、沖縄のテンヤでは、エサ取りが多くて、ボトム静止はあまりしないらしいです。またそのほうがヤル気のあるでかい根魚が、3mくらいしゃくっても追いついて食うとの事。
私は船長の釣法を真似して、ボトムに着いたらすぐしゃくりを繰り返すことに。
するとボトム静止派の息子に再びアタリが!
おいおい~
アカハタ。羨ましすぎる。サイズはともかくハタ系ですからね。
と、ここで我々には厳しい現実が。
アネロンを飲んでいたにも関わらず、船酔いx親子(T_T)
息子はキャビンでダウン。
私は、テンヤ餌を付けている僅かな間で吐き気が出るので、しばらくはテンヤに餌なしのまま、遠くの景色を眺めて回復待ち。。。。情けない。
その間、船長から沖縄でのテンヤ釣りのレクチャーを受けて、テクを伝授して頂きました。
沖縄でのテンヤにしてもジギングにしても、基本は全てスローだそうです。
船長のしゃくりを見てましたが、テンヤのロッド操作はとにかくデッドスロー。
テンヤ真鯛のように少し跳ね上げるイメージは捨てきらないとダメです。
ゆっくーーーり上げて、デッドスローでテンションかけて落とす。
この上げと下げの時に「ガッツーーーーン」と来るそうで。
と、こんな話をしていたら、なんとか30分くらいで回復。
レクチャー通りにやっていると、来ましたよっ。
クチナジですが、こいつはいい引きしてくれました(^O^)
ドラグも出たし、満足満足。
40cm後半のナイスサイズ。
それにしてもこの歯! この口!
ごつすぎますやん。真っ赤だし。
そんでもって、また口がめっさ固い。
刺さった針を抜くのも一苦労です。
実は息子も私もここまでにバラシは多数。
アワセキレていないというよりも、ファイト中にばらすんですよね。「あ! 抜けた」みたいな。
この口見て納得。
相当がっつりアワセを入れないと、針が貫通しないんだわ。
普通のテンヤ釣りのつもりで釣っていたらダメだとようやく分かりました。
でもその分、貫通したらまず抜けないですからね。かかっていればあとは安心。
プライヤーでもかなり抜くのに苦労するくらいですから。
でも確かに着底即しゃくり釣法は、デカ目が釣れることは分かりました。
しかしその後、アタリはぱったり。
船長の分析では、水潮が常に潮の流れに対して移動していて、それで魚たちも水潮を嫌って移動しているらしいとの事。
どてらで流すテンヤでは、水潮の動きについていけず、うまく魚たちに合わせて船の動きはあわせられんな~と、悩んでました。
ということで、「息子は酔ってるし、嫁と娘がホテルで待っているのもあるんで、あとヒト流しくらいで帰りませんか~」と提案することに。
船長は「俺はいつまででもいいよ~( ̄ー ̄)ニヤリ」と逆に釣り足りないようで(^_^;)
でも粘っても厳しい感じなので、「じゃあ、息子起こして、30分くらい釣ったら終わりって事で」とラストヒト流しに賭ける。
でも。。。
全然釣れません(T_T)
アタリもぱったり遠のいて、船長と「いやー厳しいねぇ」なんてぼやいていると、
食ったよ!!!
と息子が!!!
ロッドも引きこまれているし、ドラグもガンガン出てる。
息子の腕力だとロッドが上がらない感じですが、そこをなんとか立てろ!と船長と二人で叱咤激励すると~
なんと、50cm overのグッドサイズの「タマン(はまふえふき)」
沖縄の釣り魚の代表格。一番の人気魚種を釣りおった。
釣行の半分は寝ていたヤツが・・・
息子が釣って嬉しいやら、悔しいやら。
でもこれで終わり良ければなんとやらで、納竿です。
「この時期のタマンはまだ時期はずれで、もう1ヶ月後くらいに釣れ出すはずなんだけど、いやーこの時期にこのサイズのタマンを釣るとは!」と誉めて伸ばすタイプの船長にヤラレっぱなしの息子でした(^_^;)
釣果としてはこんな感じ。
私、そういえばベラっぽい魚も釣ってました・・・はい。
しかしホテルに魚持って行っても仕方ないので、船長にプレゼント。申し訳ないです。
船長からはもっと早く言ってくれれば、持ち込みOKの居酒屋紹介したのに~と言われ、しくった自分を悔やみました。次回は絶対そうさせて頂きます! やっぱり釣った魚は食べたいですから。特にクチナジ・アカハタは美味いらしく、最後まで発泡スチロールの箱持ってきて、クール宅急便で送ろうか迷いましたが、断念。
でも最初は釣りなんてできる可能性が1%もなかったところから、ここまで来ていい船長にめぐりあえて、釣果まで出せましたし、言う事なし。ワンピースロッドをホテルまで持ち込んだ甲斐がありました~
来年、もしまたチャンスあれば、船長とお会いすることを誓って、漁港を後にしました。



Posted by Uni at 23:21│Comments(2)
│釣行記
この記事へのコメント
お疲れ様でした
出船できて良かったですね(^^)
しかし息子さん、タマンとは持ってますねd(^0^)
出船できて良かったですね(^^)
しかし息子さん、タマンとは持ってますねd(^0^)
Posted by koshi at 2012年08月13日 10:36
はぃ。ありがとうございます!
タマンはやられました(^_^;)
koshiさんも夏休みはどこか行くんですか? 釣行も???
タマンはやられました(^_^;)
koshiさんも夏休みはどこか行くんですか? 釣行も???
Posted by Uni at 2012年08月13日 20:00
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