2014年12月20日
ティップランのうねり対策テクニック
こんばんわ。Uniです。
先日のティップランエギング釣行で、改めて思ったのは、釣行時に「うねり」がある場合、きちんと対策しないと釣れないよねという事。
船での釣りだし、波が無いなんて事はほぼ無いわけですが、それでも対策は必要だし、うねりが大きい場合はきちんとエギを安定姿勢にさせられるように、うねりの吸収が必要です。
※既にティップラン熟練の方なら「あたりめーだろ」と怒られそうですが・・・
ティップランの場合、しゃくった後にエギが水平姿勢した際に抱きつくという方程式なので、しゃくってステイしている時に、うねりがあるとエギが安定しないのですよ。
船が波の上に乗れば、エギは引っ張られ、船が沈めばエギは頭を下にして即沈下してしまいます。
ですから常に軽くテンションがかかった状態で水平姿勢をしていることを意識して、ロッド操作でエギを安定させないと釣れない。
私は丁度去年の釣行で、かなりのうねりの中、このことを体感して学んだので、先日の釣行に活かせたのかなと思います。
ただ元々体得したのは船釣りの経験ですかね。
ムーチングなどの柔らかい真鯛ロッドであっても、うねりの吸収ができないと、刺し餌のオキアミが安定せず、繊細な真鯛は食わないからロッド操作でうねりを吸収せいと師匠に教わりました。
(まぁーそもそも置き竿主体という点が船真鯛にはあるので、うねりの時ぐらいは手持ちにしろって意味なのですが。)
私は待っているだけの置き竿が嫌いで、できるだけ手持ちで、うねりを吸収させて仕掛けを安定させるようにしていたのですが、この時の経験が大きかったです。
さて。ティップランの話に戻ると、どうやったらうねりを吸収して安定させられるかですが、私の場合はできるだけロッドを水平ぐらいにして、うねりに対応し易いようにしてます。それで船が下がるとき、上がるときのタイミングを見ながら、感じているエギの重みを一定にできるよう、テンションを維持・調整しているという感じです。
船が上がるときはゆっくり竿先をテンションを保ったまま下げる。
下がるときは、そっと引っ張りつつも引っ張りすぎないように一定のテンションを保つ。
テクニックと言ってもこれだけ。
だから「あたりめーだろ」と言われてしまいそうなんですが、これからの季節は風も強いし海も荒れますから、意識してやると釣果アップに繋がると思います。
あ、あと、ショートロッドの場合は、かなり難易度があがります(^^;)
私は前回それを痛感しました。
5~6ftのショートロッドはしゃくりやすく疲れにくいのですが、短いが為にうねりをロッドでかわしてくれづらい。
うねりがでかければ、それだけロッドの上下も大きくなるのですが、短い分操作幅が大きいので不利なんですね。
ロッドを2本とか持てる方は、ロングとショートの2本で臨むと良いかもしれません。
そうは言っても、私の前回の釣行のように、立っているだけでもやっとという状況の中、エギを安定させるのは尋常ではないですが。
なんとなく真冬になると釣果ががくんと落ちるのは、海況が悪い日が多いからエギが安定せず、釣りづらく、イカは居るのに食ってこないとかアタリも渋いとかそういうことが影響しているんじゃ無いかと思い始めています。なんとなくですが、海況が良くて風もほどよくあるときは、アオリがエギをがっつり抱くことが多い気がしてます。
ダイワ(Daiwa) エメラルダス AGS 511ML-SMT
スーパーメタルトップ(SMT)の穂先は感度抜群。しかしうねり対策としては柔らかすぎる穂先が釣りを難しくしてしまう感じがしました。うねりでテンションが抜けやすいので、エギを安定させるのに苦労しました。感度抜群のロッドでも難点があるとは驚きです。
Posted by Uni at 20:01│Comments(0)
│釣行記
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