奄美大島で釣りしてきたよ SUPルアーフィッシング編

Uni

2017年09月04日 22:21

初めての奄美大島で、SUP ルアーフィッシングを敢行してきました。

堤防での釣行はやや惨敗気味だった私たち。
「沖に出て、リーフエッジからの掛け下がりなら間違いなく釣れるんじゃない?」というのは以前から思っていたので、奄美までSUPを持ち込んで遊んでみました。

SUP(スタンドアップパドルボード)は、私のものと息子用と2艇持ち込み。
地元の人にも「兄ちゃんこれ持ってきたの?」と言われ、「はい! インフレータブルなんで持ち運べるので宅急便で送りました!」と言うと、「根性はいってんなぁー。楽しそう」ってみなさん興味津々。

いやいや、こっちのほうがリゾートなんだからむしろ乗っている人も多いだろうに・・・と思ったのですが、私たちが行った浜では、アクティビティとしてスクールで乗っている人はいても、自前で乗っている人はほぼ皆無だったので、奄美ではまだメジャーじゃないのかも。

さてSUP フィッシングの話に戻りましょう。
実は結構天候(風)に左右されて、奄美には1週間以上いたのですが、釣行回数はたったの2回だけでした(T_T)。

それでも釣れましたよ~

まず最初は、倉崎海岸という場所でスタート。


景色も海もめっちゃ綺麗。

かみさんの妹親子も一緒に来ているので、ある程度シュノーケリングとかSUP乗らせてあげたりして、家族行事時間を過ごし、「では行ってみますか-」と息子とタックル準備してスタート。


ある程度水深があるところで投げ倒しますが、ちょっと問題が。
というのもこの釣行ではアンカーを忘れ・・・というか、どの程度必要かというのを見定める為に沖に出てみたのですが、風と潮が速く、2-3投するともう200mぐらい流されてしまう。そのため、投げている時間より、SUPを漕いでいる時間のほうが長く、なかなか釣りにならない。

それでも10mぐらいの水深のボトムに、スロー系メタルジグを落としていると「ガガガん!!」と当たる。

キタ!!!

と、がっちりフッキングしてファイト開始。

しかし、あっという間に根に潜られてしまう。

ここでSUPが流されているのが痛手で・・・根から出てくれるまで我慢大会なわけですが、それが流されて待てない。
結局無理に引っ張ることになりラインブレイク(T_T)。

足を海に浸けて幾分かは流れは弱めたものの、この分じゃあまり釣りにならないねーということで、ここではあくまで調査として打ち切りにしました。



翌々日。
奄美の北側は風が強く、風裏を探して奄美大島を南下し、加計呂麻島方面にやってきました。
今回はパラシュートアンカーと、2kgぐらいのアンカーの2種類持参して、状況によって使い分ける作戦。
ほぼSUPじゃなくてカヤックでもいい感じですが、やっぱりSUPのほうが漕ぐのが軽いし、何より楽しいので。

前回と同様、水深5-10mぐらいのドンと深くなっているあたりの手前(水深3mぐらい)でとりあえずアンカリングしてみました。

ロープで2艇つないで、お互いヘルプできる距離感で釣ってみます。


すると、私の準備中に息子が「キタキタキタキタキタ!!」といきなりファイト。しかもいいしなり具合。
のっけからアカハタ! 40cm弱とまあまあサイズ。メタルジグです。
ですが、我々は堤防で20cmちょいぐらいの魚しか釣れてないので、うれしい1匹。

すると今度は私にも!

同様にショアジギっぽく、深い方にフルキャストして、着底させてからハイピッチでしゃくり上げていくと、

「ガツーーーン!」

俺にも1投目からきたーーーー

じっくり寄せてくると、、、、な、長い。

アオヤガラ!

全長だけで言えば80cmぐらいはありますね。めっちゃうれしい~。

その後、実はこのヤガラが入れ食い。
メタルジグフルキャストすれば、ほぼ1投1バイト状態。



しこたまヤガラちゃんには遊んでもらいましたが、人間欲が出るもの。
「でけぇ根魚が釣りたい」
と二人で作戦変更。

ジグヘッド+ワームで、ボトムのでかめの根魚狙いです。

すると釣れる。めっさ釣れます。

ニジハタですかね。
ただサイズが伸びない。



30cm前後なので、全部リリース。

すると息子が特大根魚とファイト!

根に潜られたくないので、ドラグ強めに閉めてますが、それでもドラグがじりじり出るぐらいでかい。
数分ファイトしましたが、痛恨のフックアウト。

これでテンション上がった私も、ボトムを丹念に攻めてみました。

するとこっちも似たようなファイト!
でも水深が10mぐらいで、自分のいるところが3-4mなんで、どうしてもゴリ巻き以外対策が無いわけで・・・それでもフルキャストしたところから半分以上来たところで、根ズレで痛恨のラインブレイク。

強引に浮かせられないなぁー。
持って来たロッドが、ここまでの大物を想定しておらず、ボートシーバスロッドなんで、ある程度は柔らかく、魚の強烈な突っ込みに対して負けちゃう。(一時は海面にロッドが刺さるぐらいなんで)

いやーでもこんなファイト、なかなか味わえません。推定60cm前後の根魚かなぁと。
二人ともビッグファイトで手が震え、充実感で満たされます。

その後も釣れるんですが、サイズはまぁまぁ。


順調に釣れるものの、実はワーム在庫がすぐ底をついてしまいました。

こんな感じで、ワームをボトムに置き去りにするとあっという間にボロボロにされてしまいます。
とは言え、ある程度は飲ませ無いと行けないので待つんですが、エビ型のワームだとハサミの部分は結構瞬殺されていることが多く、本体の半分無くなることも多々あり、2-3投で1ワーム無くなるイメージ。

そんな状態なんで、4パックぐらい持ち込んでたワームはあっという間にゼロに。

メタルジグでもボトムに落とせればハタ系は釣れるんですが、だいたいはヤガラが釣れちゃうのです。


ワーム以外にも、クルクル(スピンテール)やバイブレーション、ミノー系を投げ倒しましたが、こちらはどうしても当たらない。
メタルジグはヤガラばっかり釣れる。

うーん・・・攻め手が無くなってきたという段階で、嫁から「かえろうーよー戻ってきて-」とLINEがバンバン入ってきたので撤収することにしました。

まぁーこの時点では「いつでもまたSUPフィッシングできるでしょう」と思っていたのですが、風予報が悪化してこれが最後のSUP フィッシングになるとは思いもしませんでした。

それでも、息子も「今日、この釣りができただけで充分満足。これから奄美で1匹も釣れなくても全然いいわ~」というぐらい大満足してくれたので、良い思い出ができたかな。私もそう思うしね。

てなわけで、奄美での釣行で「爆釣」はこの日だけでしたが、めっちゃ楽しかった一日でした。


コテージにアカハタとヤガラを持ち帰り、アカハタは煮魚に、ヤガラは刺身にしましたが、これまた激うまでした。

また来年、遊んでもらいに来ようっと。





あなたにおススメの記事
関連記事