ダイワのティップラン用10gシンカー[仮面シンカーボート]の汎用性を試してみた

Uni

2014年10月11日 21:00

以前から興味のあった、ダイワからでたティップランエギング用シンカーを買ってみました。

ダイワ・仮面シンカーボート


私のよく行くフィールドである相模湾では、30g+10g程度の釣りがとても多い場所です。
風によっては50gまで使いますが、その場合エギのラインナップを、30g/40g/50gと3種類必要で、これにカラーの種類を8つくらいと考えると、24本のエギが必要になります。

つまりエギ1本1000円と見積もっても、24000円もかかる。
しかし50gの出番は少ないので、必然的に30g~40gの数が増えるってわけです。
でもこんなことしているとエギケースがいくらあっても足りないので、やっぱりシンカーがあると助かるわけです。
それも10g刻みで。且ついくつかのエギメーカーに使える汎用性が求められます。

で、今まではオーシャンシンカーが一番汎用性もあり、使いやすかったのですが、
オーシャンシンカーの難点は、20g~しかシンカーが無く、
「30gでは釣りにならないなー。シンカー足すか」と思っても、いきなり50gとなり使いづらい。

てなわけで、私的には10gのシンカーを待ち望んでいたわけです。
そこに飛び出してきたのが、ダイワの仮面シンカーボートですから、速攻飛びつきます。はい。

ただ問題なのは「汎用性」。
ダイワのHPには、汎用性の"は"の字も書かれていない残念仕様ですので、仕方ない・・・私がやるっきゃ無い。
ということでどこまで使えるか、手持ちのティップランエギで試してみました。

試したのはこちら。

■30g代
 ・エメラルダスボート 30g(もともとこのエギ専用ですが、念のため(^_^;))
 ・オーシャンスキップ
 ・墨族BB 30g
 ・スクイッドシーカー30g
 ・DDスパイダー 30g

■40g
 ・ダートマックスTR 40g
 ・墨族BB 40g
 ・DDスパイダー 40g


まず前提として、このシンカーの仕組みですが、オーシャンシンカーと同様、シンカーを取り付け後、ゴムバンドでエギ側の錘部分に引っ掛けて固定することになります。


・エメラルダスボート 30g
もちろん専用だからピッタリ。あたりまえか・・・。ちゃんとスナップを取り付けるアイが出てますね。当たり前だけど。
これが他のエギにつけてもアイがちゃんと出てスナップが付けられるかというのが問題になってきます。


 ・オーシャンスキップ
ゴムを取り付けるとシンカー上部が引っ張られて浮きますが、スナップをつければ問題ないレベルですね。



 ・墨族BB 30g
墨族はやや問題があります。アイの部分がギリギリしか出ない。手持ちのスナップではアウトでした。


が、
ちょいつけ方を変えるとOKですよ。

ダイワの付属ゴムはとても硬くてシビアなゴムなんですが、これを100均とか売っている髪留めゴムに変更します。


そしてシンカー部を前にづらして装着。


でもって、先にスナップを取り付ける。


そしてシンカーを押し込む。ぐいっとね。


で、最後にゴムで固定。こんな感じ。


仮面シンカーボート付属のゴムの装着位置は、シンカーの下側(10gと書いてある下)なんですが、これを外して、エギのシンカーからスナップあたりにかけてしまいます。これで十分固定されているはず。まだしゃくった事は無いのですが、ガタガタとずれることもないですし問題なく使えると思います。

これで墨族BBはOK。
ゴムの付け方も、全部コレでいいんじゃないかと思うくらい、こちらのほうが簡単な気がします。

 ・スクイッドシーカー30g
私にとって、もっとも付き合いの長いティップランエギですがどーでしょうか・・・。

装着は綺麗に収まりましたが・・・

アイが出てこずアウト。
墨族方式もできません。完璧にアウト。( ´ゝ`) 無念。


 ・DDスパイダー 30g
そしてヤマシタのDDスパイダー。オーシャンシンカーはこのDDスパイダーに対応してなくて、手持ちのラインナップから泣く泣く2軍落ちしていたDDスパイダー。
これに仮面シンカーボートを付けてみると・・・・・OK!!!!

素晴らしい。見事DDスパイダー1軍復帰です。 40gの領域までの可搬性を手に入れました。


 ・ダートマックスTR 40g
ついでダートマックス。30gの手持ちがなかったので40gで試しました。


余裕の対応力。エギを褒めていいのかシンカーを褒めていいのかわかりませんが(^_^;)

 ・墨族BB 40g
相変わらずギリギリですが、30gと同様、ずらしてスナップ先付でいけました。


 ・DDスパイダー 40g
DDの40gも墨族BB40gと同様、先にスナップつける作戦でOKでした。




と、そんなわけで、汎用性のテストでNGなのは、スクイッドシーカー30gのみと、物凄い汎用性が高いシンカーであることが分かりました。
素晴らしい。「仮面シンカー・ボート」


これで、30g+10g=40gと、40g+10g=50gまでは仮面シンカー・ボートが使え、かなりのレンバカバーができるようになりました。
もちろん、50gのレンジはオーシャンシンカーと組み合わせて使うことも可能ですから、もはや手持ちの50gエギは要らない状況になりつつありますね。

とりあえず秋はまだ30g-40gで十分でしょうけどね。

さて。あとは行くだけですね。準備だけ万端な私・・・。



ダイワ(Daiwa) 仮面シンカー ボート

2個入って500円台ですからお買い得価格。これだけ使えるなら、バッグの中に持っておいて損はありませんね。これからティップラン始める方とかは、30gのエギでカラー揃えて、このシンカー一つで十分ティップラン初釣りは成功できます。私も初めての時にシンカーがあったらなぁ・・・ティップランエギだけで40本くらいあります・・・(;´д`)トホホ…


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