カーリー退治は簡単「アイプタシア-X」
海水水槽でもっとも嫌われ役。
「カーリー」
正式名:セイタカイソギンチャク
と、イソギンチャクなんで、海水水槽にいれば映えるんじゃね?とか思ったりします。
実際
こんな感じのもので、ま、居ても見栄え上は問題ないんです。
私も海水水槽初期の頃は、「やった! イソギン生えてきたー」喜んだものです。
が、こいつ。刺胞毒を持っていて、大切なお魚をこの毒で★にしてくれちゃいます。
いわゆる人間が毒クラゲに刺される的な感じですね。
そして旺盛な繁殖力。
ライブロックを移動しつつ、どんどん子種を増やしていきますし、また引っぺがそうとすると、危険を感じて幼生放出して繁殖したり、ちぎれると破片が水槽内に散らばり、その破片から再生していくというやっかいなアメーバのようなヤツ。貴様やりたい放題やな。
と、それが我が家にも!!
むぅぅぅぅ。岩と岩の間とは、なかなか取り除きにくい環境にいるな。
このままでは虫歯ほ放置するのと同じなので、退治だ退治! 放置してもへるこたー無い。
が、実は駆除は簡単。
薬品を直接注入して終わり。
これ使います。
「アイプタシア-X」
これを注射器で液体を吸い込み、カーリーに吹きかけるだけ。
超簡単。
ピンセットなどで取り除こうとすると分裂しちゃうので、この薬はカーリーの体内に取り込まれ、内部から破壊・死滅させる薬です。想像するだけで細菌兵器のような感じがしますし、「そんなの水槽内で使って平気なんかい」と突っ込みたくなりますが、サンゴ・魚・微生物に一切弊害はないそうで。天才じゃないかと。神ってます。
では早速。
付属の注射器で、カーリーめがけてシュっとね。
あっという間に薬漬けにされて、翌日には何もなかったことにされます。怖っっ。
でもまぁこれで一安心。
見つけたら速攻で駆除。この繰り返しです。
少しずつでも減ればいいなぁ。
駆除の模様はYouTubeにもありました。
うちの近くのホームセンターが海水の熱帯魚も始めたのですが、イソギンチャク販売コーナーの水槽が、カーリーだらけでした(笑)。「おいおいおい。それはさすがにまずいだろ」と思いましたが・・・いつか気づいてくれることを祈って。きっと素人店員?が、「同じイソギンだし売り物じゃないけど、見た目はいいよね」と分からずずっと飼育している模様。わかる人は、ここからだけは絶対買ってはいけないと分かるのに。むむむ。
でも水族館とかでも、結構カーリーだらけな水槽みますけどね。まー飼いならして弊害が無ければ別にいいのか。
とか思ったりしてました。
それにしても、アイプタシアX、おススメです。
関連記事