設計思想のいいノートPCの見分け方
仕事柄、パソコンとずっと付き合ってきたわけですが、
長いことこんな仕事してると、良いパソコン/悪いパソコンの見分けができまふ。(自分流ですが)
特にノートパソコン。
設計思想が悪いと、トコトン中身もいまいち。
コレ不思議とあたります。
設計思想が低い =>デザインや使い勝手なんてどーでもいい => 製品品質もアマイ
=>どーでもいいしょーまないパソコン掴まされる
ということになってしまいます。
ということで~
「ぱっと見でええ仕事してると分かるノートパソコンのキーボード3箇条~」
1. カーソルキーの位置は普通か?
普通って何よと思うかも知れませんが、要はデスクトップのキーボードと同じような配列かということです。
「ノートなんでデスクと同じなんてないよ」「慣れれば大丈夫」と思われると思いますが、これが非常に重要。
きっちり設計してあるPCは、まずここが違う。
カーソルキーが他のキー同じ高さだったり、とくっついていたり、するのはダメ。
カーソルは1段下がって左右キーの上は空いているのが望ましい。
だめな例 : Dell社製Inspiron Mini
良い例 :VAIO TypeT
極端な例ですが、噂のNettop PCのDellのMiniを例に出しました。
このPCは8.9インチと非常に小さい為、キーボード配列がかなり窮屈です。
カーソルキーも他のキーと同じ扱い・配列で、ブラインドで打つのは困難です。
VAIOのTypeTは10インチと8.9インチのDell Miniからはやや大きいですが、
きちんとカーソル位置が考えられています。
これならOK。
2. キーボード配列は普通か?
また普通です。はい。
ノートPCはスペースが限られている為、どうしても配列が窮屈になってしまいがちですが、
それでも打ちやすいように配慮されているかがカギです。
上の写真にもあるDell Inspiron Miniは、キーボード配列がぐちゃぐちゃです。
カーソルキー←の2つとなりに「¥」マークが来たり、エンターキーがいびつだったり。
更にはファンクションキーが無い! 文字変換どーすんでしょうか。。。これ。
一応Fn+LキーでF9の機能とかになりますが、これでは普通に文字は打てないですね。
「安くて小さいPCなんだから、使用者が機械に合わせろ」と言っているようです。
こんな使用者無視のPCは最低です。
VAIO TypeTはと言うと、10インチながら配列は至って普通。
この普通をこのサイズで実現しているのは、かなりの工夫と経験からくるサイズの微調整をしてるのだと思います。
当たり前のように使用者を想定し、妥協していない。
ほんと、良い仕事してまっせ。
3.Enterキーの右側に更に1列あるかないか
最近14インチ以上のPCに多いのがこのタイプ。
大きくなったらなったで、Enterキーの右にもう一列あるPCを見かけます。
写真はhpの15インチノート
これも劣悪。
2と同様、キーがどこにあるのか分からなくなったり、誤入力が多くなりイライラします。
サイズに余裕あんだから、もうちょっと考えろぃ!
といいたくなります。
これは日本のメーカーには少なく、台湾や中国系、外資系に多いパターン。
きっと英語キーボードでまず設計して、日本語はあとまわし。
あとから日本語版を考えるから配置に悩んで「まいっか」と適当に決める(想像)。
と、そんな感じがします。
全体的にやはり「安いPC」にはこの3つが欠けている事が多い。
それなりなわけです。
翻って法人向けのPCを見ると、ちゃんとした配列になっていたりして、
「やればできるのに」と思っちゃったりします。
という感じで3箇条。
カーソル位置、キーボード配列、Enterキーの右側に1列あるか、、、これだけ見極めて頂ければ
ノートPCでゴミを掴まされることはなくなります。
少なくとも、キーボードを使用していて「イライラ」っとすることは無くなりますので、
PCにも愛着が湧くんじゃないかなと思います。
配列一つでそのメーカーのPCの設計思想が見えます。
最近流行っている10インチ未満のノートPC。
このジャンルで「Acer Aspire One」が50%以上のダントツのシェアらしいです。
私も買いましたが、こやつはこのジャンルで唯一この3箇条を満たしているPCです。
もちろんキーボードだけでなく、いいとこ三昧なPCですから売れるわけですが、
キーボードもきっと「打ちやすい」と思って買う人も多数居ると思います。
昨今安くなったとはいえ、ノートPCは5万以上の高額なものです。
せっかく買ったはいいが、使用に際しイライラが募るようではもったいない。
馬鹿な配列のPCが売れてしまうと、メーカーも調子に乗って劣悪PCを作り続けるので、
あまり買わないようにしましょう。
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