息子は結構劇場映画ファンでして、友達と月に2-3回は映画館に行くぐらい「劇場映画好き」。
なので、飲み物とかポップコーンも「劇場で買うべき」という事で、バカ高いけど買う事にしました。
映画行って劇場でジュースとポップコーン毎回買っていたら、そりゃ小遣いも無くなるだろうさというぐらいちょっと高い。ポップコーンとジュースで600円ぐらいですし。ま、高校生は1000円で見れるので、トータル1600円ぐらいですけどね。
普通にコンビニで買えば200-300円程度のものが倍の価格。持ち込み禁止なので、これを買うしかないので仕方ない。
映画開始前 30前に到着しましたが、「席には10分前じゃないと入れないから、15分ぐらい前に買っていくのがいいよ」とベテランの息子のアドバイスがあり、「じゃあそうすっか」とぷらっとしてきて15分前にポップコーンとジュースを買うべく並ぶ。
が・・・
3列あって、そこに4組ずつしか並んでいないのに、まっっっっったく列が進まない。
5分経過し上映10分前となった。「ジョン・ウィック2はいまからご案内できます」のアナウンスがあり焦るが、それでも1組も進んでいない。
マジか!
1家族分だから4人分のオーダーを聞いているとはいえ、驚くほど遅い。
隣の列もほぼ全く同じ。
原因は簡単。シーケンシャルに動くから。
店員は、オーダー聞いて、確認して、自分でジュースを入れ、ポップコーンを袋の詰め、暖かいもの系のものは自分でレンジでチンして温め、更に紙皿に梱包して・・・・これを全て一つ一つやってるから、全く進まない。3列全員がこのダメオーダーを完遂しているから、ジュースやポップコーンを入れるのを他の店員が待っていたりする。
バイトしたことない息子ですら「こりゃダメだ。非効率すぎるわー。最悪ポップコーンは良いとして、ジュース無しで入る? まぁーキツいよなぁ」と言い出す。実は普段はこのTOHOシネマズではなく、109シネマズが行きつけで、そちらは並ぶけど非効率じゃないとのこと。
ただそうは言っても、さすがに2時間ジュース無しは厳しいので、申し訳ないがペットボトルのジュースを買いに私は建物外まで走る事に。息子には金渡して、そちらが買えればペットボトルのジュースは持ち帰る事にした。
結論を言うと、ギリギリ上映に間に合った。
ほぼジャスト。
列に4組しか並んで無くて、まさかの15分もかかるとは。
まぁこれは映画館に慣れている人なら「当たり前だし普通」なのかもしれないけど、ちょっと普段来慣れていない私にとっては異常でした。
私としては、「高いポップコーンとジュースであっても映画館にお金を落としてあげたい」という気持ちはあるし、精神的にも気持ち良く見れるので総合的に満足感は高いと思っていたのですが、これだけイライラさせられるのなら、事前にコンビニで買ってくれば良かったと思ってしまう。
品物にほぼ差が無いコンビニと映画館の食べ物/飲み物で、高い方に金を払っているのは何故なのか?とTOHOシネマズは考えて欲しい。
「持ち込み禁止」を謳い、そこでしか買えないシステムなのなら、せめて迅速で気持ちの良いサービスを提供してほしいのです。
独占販売だから競争がなく、店員教育もなく、だらだらと仕事をする。
私や息子にはそう見えたし、映画館に見に行くのが趣味な息子ですら「まぁーこれからはTOHOシネマズはいかないねー」と決めるぐらいです。
ただ、ジュースとポップコーンを買うだけでそう決めてしまう。
映画館に来る人は多少の上下はあるもののほぼ横ばいで、これから少子化で人口が減ることを考えれば、このまま横ばいとは行かないはず。
Source :
新佃島・映画ジャーナル より拝借
今回はたまたまかも知れない。けど少なくとも2名は「もうTOHOシネマズ にはいかねぇ」と心に決めました。
そして私は「しばらく映画館はもういいかなー」と思うぐらい面倒さを感じたし、これで本当に上映に間に合わなかった家族とかいたら、そういう人達は二度とこないでしょう。単にポップコーンとジュースを買うだけの行為が、TOHOシネマズ だけでなく映画界に打撃を与えている。
ただただもったいない。
もしサービス改善できないなら、持ち込みをOKにして欲しい所です。せめて飲み物だけでも。
この本を本屋で買って渡してきたいぐらいです。
沢渡 あまね
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 626
あなたにおススメの記事