日本企業は根回し必須?

Uni

2014年03月18日 08:06

最近、ブログが更新できてないので申し訳ないです。
可能な限り「毎日」が私のモットーでしたが、最近は毎日なんて無理無理って状態。
仕事が今月結構山場でして。
連日帰宅時は23時頃なので、申し訳ないですが、体調優先で(^-^;
4月に入ったら少しは先の光が見えるんですがねぇー申し訳ない。

新しい職場ということで、仕事も分からないところもありつつですが、人間関係とか力関係とか、ツールのクセとか、なかなか難しいものがあり、勉強中でございます。

久々に日本企業に居るんですが、PMのような仕事をしていると、責任の所在がはっきりしないことが度々あり、そこがかなり時間がとられているところ。

全員一致で「これでいこう」と言ったことが、翌週には覆っている。
「検討したができない」「やっぱり矛盾していると感じる」みたいな。
「私はダメだって最終的には言いましたよね」みたいな責任逃れがとてもよく見える。
そして彼らを納得させる為に、SE経験のある人に助けてもらいし、ツールを改変したり、「これじゃあ使えない」と言った人に対して、どうロジカルに攻めて数値データみたいなもので説得するかとか、そんなこと対策していると、通常業務以外でめちゃくちゃ時間がかかる。
そこまでやっても「そういうんじゃないんだよな。肌で感じてほしいというか」みたいな、どないせいっちゃうんじゃみたいな思考もでてきたり。

外資に居た頃は、「一度決定したことに対してあとから異を唱えるものは愚鈍」というレッテルを張られるものですが、ここではそうではないようです。上司や他者にエスカレーションしたり話を聞いても「現場とよく話し合って」みたいなことを言われ、その結果振り回されるという話をしても、「結局現場が大切じゃないか」と言われる。そりゃ正論ではあるけど、現場頼みのボトムアップなんかしていたら時間がいくらあっても決まらないし、そもそも彼らは「いまあるもの」ではなく、「史上最高の理想論」みたいなことを言っている。

しかし根回し? 説得?を一人一人に対処していたら時間がないから会議しているのであって。
でもまぁ覆されたり、文句言って来たりするのは、そのプロジェクトが理想的ではないということの証でもあるわけですが、そういう難点を乗り切って前に進む方法を模索してくれるならまだしも、「やっぱり自分は同意できない」とか「なんとなくダメな気がする」とか、そういうレベルだとぐったり疲れます。

まーそんなわけでPMとしての力が試されているとも言えます。

ということでこの本を買って勉強中。
段取り=サービス精神という言葉に惹かれました。
ロジックやルールではなく、相手の立場とかに立って考えてあげれるか。
身に沁みますなー。
でもぶっちゃけ、そこまでの余裕がない私。
でも考えてあげないと先に進まない。
仕方ない考えるか・・・(ノД`)・゜・。

でもいろいろ対比して考えると、外資系ってとてもやりやすい。
各自がオーナーシップをもって、会議に臨み、責任もついてまわる。
日本企業は、会議出席者はあくまで「オブザーバー」的ご意見番みたいなもので、責任感みたいなものはあまりない。
だから言いたい放題言って、「あとどう考えるかはマカシタ」みたいな感じ。
「あとでひっくり返せませんよ」とかネゴろうとすると「そこは臨機応変にするのがPMの仕事だろ」みたいな逃げが発生する。

あーめんどうくさい(笑)
でもまぁ、こういう仕事をしないと、根回しの勉強とかしないと思うので、いい機会なので学び取ろうかと。
前向きに考えないとやってらんないですしね。

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