あかんです。
世の中台風で大変だった中、私も大変でした・・・いや大変継続中。
いわゆる風邪ですね。
喘息も出て、くーるしぃー。
さすがに耐えかねて、通院してきましたが、風邪+喘息で薬が大変なことに。
お会計も大変なことになってて、薬代だけで6000円!!(@_@)
まじかー。
でもまぁ仕方ないよな。コレで治るなら。
ただ。やっぱり高すぎでしょ。薬にしても診察にしても。
時勢に合わないというか。えーと今って3割負担でしたっけ?
診察が1200円。これが3割って事は、本当は4000円か。(計算あってる?)
で、薬が6000円だから、100%は20000円?
今回の通院だけで、24000円も一人かかっている。
診察は2分。
そりゃ医者も薬屋もぼろもうけ。
医療制度改革とか言いながら、病人の負担増やして行っているけど、そもそもこの診療報酬点数?だかよくわからない制度の母数をもうちょっと削減できないかと思いますね。
薬や医療にも市場原理を取り入れて安くできないものなのか。
ただちょこっと調べると日本医師会は「医療に市場原理を持ち込んだら、高くて効果的な薬が一般市民に手に入らなくなる」とか言ってます。しかしそもそも高額医療はだいたいが生命保険でカバーされ、そんな難病のような医療と、風邪を一緒くたにしてはいけない。多くの人がかかる病気は安く、高額医療はそのままでもとりあえず良いのだと思う。全部改革したら混乱するからそもそも改革反対みたいなことは日本人っぽいダメな感じ。部分部分でも助かる人は大勢いるし。
見てると単に反対反対と唱えているだけに見える。
「改革とか言うけど、ここはどーすんだ! これを補填しないと改革自体意味が無い!」みたいな。
仕事場でも居るなー。こういう変化大嫌いの抵抗勢力。
でもまぁ。日本医師会って、開業医の組合みたいなものだから、医師会自体は医者を守る方向にしか思案がいかないのでしょうね。開業医の私的利益を守るための圧力団体な面が大きいのかと。
妻の入院していた病院を見ていると、待合室に人が溢れかえっているのとか見ると、患者に対して医者が足りないという事なのかもしれない。そんな中、医者に「儲けはちょっと間引くね」と言ったら、今後開業医が減るということなんだろうか。
勝手な想像ですけど、もっと細かいとこで削減できそうなことはたくさんある(ように見える)。
妻の通う病院では・・・
・通院自動受付機があるが、その受付機に並ぶための整理券を病院の人が手で配っている
(機械の意味なし)
・自動会計機というATMのような機械があるが、全然使っていない。
なぜなら受付で医療点数の計算の書類をもらってから、その場で会計するか、機械で会計するかだから。
目の前に人が居て、そのま会計できるのに、機械でわざわざやる人居る?
・受付に人多すぎ。ちっさなとこでも看護婦だか事務員が5-6名ふらふら空いている。
とか。
ちょろっと病院行ってみても、結構無駄に思えることは多々ある。
無論"たまたま"なとこもあるし、真相は全然違うという指摘もあるでしょうけど、こんだけ非効率だったり無駄に見えるって事は内実相当改善し甲斐はありそうにみえる。
それとか、
・毎回定型的にもらう薬とかは、自己責任の範疇内で、Webとかから発注できないものか?
風邪薬程度で毎回通院時間と診療費をとられるのはばからしい。
我々の感覚からすれば、プリンタのインクが切れたら店頭に持ってこいと言われているのと同じで、
時間と費用の無駄が多い。
これは薬のネット販売が一部解禁になったので、サービスが整えば可能そう。
ただ厚労省はネットに否定的であまり私が望む実態にはならない模様。しかも市販薬だし。
薬のネット販売で見える IT日本の「抵抗勢力」
理想的には、風邪薬などの"よくかかる薬"や、"医師が持病と認めた薬(薬の補充など)"は病院行かずに欲しい所。
とか。いろいろ見てると「昔からこうやってきたので、私達の既得権益を侵さないでください!」
という感じを強く受ける。改革志向はないんでしょうね。
人員削減や、効率化、IT利用などは、やっぱりもうちょっと「困らないと」進まないのかもしれない。
このままじゃヤバいと危機感が出れば、既得権とか言ってられないでしょうし。
正直一般企業は「(コスト対策で)やれることはやり尽す」方向が一般的。
医療関係だけ、「20年、30年とそのままです。だから勝手にいろいろ変えないでください」ってやっていると、いつか規制が撤廃された瞬間に破滅していくところも多いかもしれない。
と、あくまで推論でしかない事を語っても仕方ないけど言いたくなる。
実情は良くわかりませんが、風邪ひいて喘息こじらせて、2分で24000円もかかる医療って何かオカシイヨ。(と言っても、薬代が高いので、2分だから悪いとは言えないんですけど、それにしてもねという話)
医療器具、検査機材とかに多額の投資費用がかかっているんでしょうが、少なくともそれはそれで別途補填してもらい、私自身は心音と喉見られただけですから医療器具は一切使っていないわけで。
そういう矛盾が大きすぎますよね。
ですが「医者は儲かっているんだから、市民にもうちょっと還元しろよ」とまでは言いません。
ただし、治療費自体は、一般市民の感覚からは恐ろしくかけ離れている現状は認識してほしいし、今後改善はしていかないと。権力闘争と利権を守るだけでなく。せめて多少歩み寄って、現実的なラインで落とし込むべきかなと。いまのままだと単なる抵抗勢力に見えます。医療を支えている中の人はそれで生活しているし、私が行く医者は良い人たちばかりだし、そういう人を路頭に迷わせようってわけじゃないんだから。時代にあった歩み寄りは大切です。