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2013年03月02日

いやだという感情変えましょう

いやだという感情変えましょう
かみさんが「今日はほんと疲れた。ケーキ買ってきて-」
と言うので、食べながら話聞くことに。

「会社として決まったタフな決断に、チームのメンバーが反発してさ。」と。
もうずっと前から決まっていたことに納得がいかなくて、地味にその決断に移行できないように妨害していると。

はふうー。

居ます居ます。新しいプロセス・仕事を受け入れられない人。

分かります。きっとそういう人は現在の仕事に誇りがあり、少なくとも会社の為、よりよいサービスのため頑張ってきたのでしょう。

けど、時代も変わるし、その仕事のやり方も永遠ではない。プロセスだっていつかは変わる。
ただそういう変化を受け入れられないし、かと言って表立って文句も言えない人達だから、そうなる。
ビジネスをリードしている人、プロセスを会社の事情として変えようとしている人に、変えることによるリスクをロジカルに説明できない。なぜなら感情論だから。きっとそれが分かっているから説明できない。
だから積極的に新しいものに移行していかないし、そのプロセスが失敗して自分のところに帰ってくるのを密かに狙っている。。。。。そんなとこかな。


そんなことを話していたら、私の職場でも似たようなことがあった。

外資なんでトップダウンでプロセス変わるなんてのはありがちなんですが、
要はUS本国のプロセスに合わせて仕事しなさいってのが来た。
それはややお客様にも変えて頂かなければならないプロセスで、もちろん我々自身がかなり変わらねばならないプロセスでした。そのことをMeetingで話をした際に猛反発。

「そんなことお客様には関係ない話。私からはそんな話言えない。文句言われるに決まっている。」
「今までのやり方のほうが効率的だし、変える理由が無い。非効率にやらされて、納得できない。」
「お客は混乱するに決まっている。USの人にやめましょうってお願いできませんか?」

はい。また同じ。後ろ向きパターンです。
あーだこーだ議論しましたが、結論が見えないというか、部門としてこのまま流れに逆らったら、いろいろと問題があるし、ダメなやつらと思われるのも悲しいので、上司ととりまとめを手伝いました。

かみさんとこも私のとこも、ダメなのはネガティブだからです。
ポジティブに話し合うマインドが必要なんです。

「できない」「嫌だ」「ダメに決まっている」

こんなことを上の人達に言っても無駄だし、「プロセスを変えます」と決めた人達に「嫌だー」と言ったとこで絶対取り合ってもらえない。ではどうするか。

まずは「やりましょう」です。賛成。Agree。
それを実現させるには現場として、こんな方法が考えられる。またこんなリスクもある。
だからこの部分は上の人達手伝ってね。と。
基本路線として、現場の人達はここまで考えておかないと、精神衛生的に「無理・無駄な仕事をやらされている」感満載で、フラストレーションがたまっていく。面倒だけど意思決定プロセスに関わっていない人は、決まってしまったことを覆していくことはかなり難しいのです。ですから変わることに対して、いちいちむかついていたり、感情で反論するだけ無駄です。戦うなら相手(上司など)の意思決定者の考えを尊重しつつ、それを実現しうる条件を助言する。場合によっては上の人達のヘルプをもらって、できうるならば今よりよいプロセスに持って行くにはどうするかを、自分たちで考えてしまう。
そうすることが部門の為であり、会社の為であり、自分、そして顧客のためであると考える。
更に、普段忙しさにかまけてルーチンでやってきた仕事を「変わることができるチャンス」だと考えるようにする。
もうビッグウェーブが来ていて、会社も上の人も「変われー」と言ってきているんです。
この流れに乗れば、悶々としていたことももしかしたら盛り込んで解決できるかもしれない。
そう考えちゃう。

特に。外資にいるとこんなの日常茶飯事。
いちいち牙向いて「あほかー」と戦ってるだけ時間の無駄です。

本人は良くするために、良心で地道に戦っているのでしょうが、変わろうとする会社からすると、ひたすら邪魔な存在。
常に会社の決断が正しいわけでもないし、新しいことが相対的にプラスになるとは思わない。けど、変わらなきゃいけないのは自分自身であることが多い。既得権を守りたかったり、仕事のやり方が変わると面倒なのは分かるけど、そこは一つ自分の考えをプラスに乗せることで、まずは問題を乗り切っていくほうが大切なんです。
そんな邪魔な存在の人。いつか「おまえが要らない」って言われてしまいますよ。

ま、どこの会社でも感情論で物言う人は居ますが、まだ気づいていないだけ。
自分がその反論を通そうとしたら、どうやって通す?と言うことが分かっていないだけです。
結論を言うと、その感情を誰かがロジカルに上の人に説明してくれるであろう・・・と甘えているだけ。
かくいう私も10年前はそういう人でしたけどね。

私のとこはまだ若いこういうのが多いので、一つ一つクリアしていかねばならないことも多いですわ。

ただ。この考えを改めることができたら、他部署との話し合い、別の会社との話し合い、そういった何か変化を要求されたとき、meetingで方向性を話し合った時に、ポジティブ思考で議題を進められたら、確実に「こいつできるやつだ」と思われます。大局的な考えになるわけです。「全体的には賛成。細かなとこは詰めましょう」と前向きな議論ができるわけです。
それだけでもすごいことなんですよ。

私は今は現場の人ですが、以前上司だったときにタフな議論をする場合、
「"どうやったらできるか"を今回は議論したい。
 今日はネガティブ発想一切禁止。できない、やりたくない、だから無理って言ったじゃん、
 とは言わず、やり遂げる方法と、その方法をとった場合のリスクを考えてほしい」
と言ってMeetingを始めることが多かったです。

それだけタフだったわけですけど(^^;)
あの頃のチームの皆さんには、ほんと頭上がりません。


ちなみに、こんなのもちょっと近いですね。
10年後も食える「ソフトスキル」の鍛え方
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130301-00013098-toyo-nb





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この記事へのコメント
こんばんは
最近の日経ネタ?ですな。
ま、まったくその通りでして、クリティカルシンキングとか、ファシリティションとか、求められるスキルが確実に変わってきていることを痛感します。かく言う当方も勘と経験と度胸の手法からなかなか抜け出せず、悶々とするところですが、とりあえず本日より花粉症確定しました(爆)。
まずは目の前のイシューからあたらねば。
Posted by satokazz at 2013年03月03日 00:08
satokazz さん、こんちはです。
まったくですねー。スキルも花粉症も(笑)
私も昨晩から爆発して、寝れませんでした(T_T)

スキルに関しては、ロジカル・クリティカルシンキング、コーチング、ファシリテーターなどなど、トレンドは変わりますが、その一つ一つはとても大切なことですから。satokazzさんの経験と度胸は絶対プラスのはずです。羨ましいかぎりです。

ただ、同僚が「できるわけがない」とか、投げっぱなしの意見言って、ふんぞり返っているの見ていると、その人の未来とチームの現状が怖くなりました。やっぱり気づき・教育していくことは大切っすわ。
Posted by Uni at 2013年03月03日 09:58
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