ラップタイムで見る小林可夢偉+ケータハムの期待

Uni

2014年04月01日 21:18


2014 F1第二戦 マレーシアGPが日曜に終わりました。

1 44 L.ハミルトン メルセデス 56
2 6 N.ロズベルグ メルセデス 56 +17.3秒
3 1 S.ベッテル レッドブル 56 +24.5秒
4 14 F.アロンソ フェラーリ 56 +35.9秒
5 27 N.ヒュルケンベルグ Fインディア 56 +47.1秒
6 22 J.バトン マクラーレン 56 +83.6秒
7 19 F.マッサ ウイリアムズ 56 +85.0秒
8 77 V.ボッタス ウイリアムズ 56 +85.5秒
9 20 K.マグヌッセン マクラーレン 55 +1周
10 26 D.クビアト トロロッソ 55 +1周
11 8 R.グロージャン ロータス 55 +1周
12 7 K.ライコネン フェラーリ 55 +1周
13 10 小林可夢偉 ケータハム 55 +1周
14 9 M.エリクソン ケータハム 54 +2周
15 4 M.チルトン マルシャ 54 +2周

結果、小林可夢偉は13位。

まぁーこれだけ見たら「今年もケータハム定位置か。」ですが、レースを見た人は分かったと思いますが、ケータハム可夢偉vsロータスグロージャンのバトルは見物でした。しかも抜かれるからちょっした意地を見せたというのもありつつ、ラップタイム的にも悪くない戦いでした。

このサイトで、レースラップタイム比較が非常に容易にできるのですが、これが「ケータハムは意外と悪くない」と示しています。


上の表の意味は、13位ケータハム:可夢偉(グリーン)、11位ロータス:グロージャン(イエロー)、10位のポイントゲットしたトロロッソ:クビアト(紫)です。
縦軸がラップタイムを示し、上に行くほど遅い、下に行くほど速かったことを示します。110とか105は1週の秒数です。110なら1分50秒ってことですね。
横軸は周回数です。

可夢偉のグリーンが上に山になっている処が2か所だけなのは、2回しかピットインしていないこと示してます。
グロージャンやクビアトは3ピットストップ。

そんな中、可夢偉の2ピットストップ目までは、ほぼクビアト/グロージャンと遜色ないタイムで走れていることがわかります。
彼ら2名は3ストップの為、ピットインの時間は可夢偉より1回余計にかかっていますが、タイヤは新品が手に入るので、後半のタイムが可夢偉より高いのはあくまでピット戦略の差でしかない。
※可夢偉は31週目に最後のタイヤ交換をして、ラスト24週を走り切るほうに賭けた為、ラスト24週が遅いのは、タイヤを最後まで持たせるため。

で、ここで言いたいのは、ケータハム+可夢偉のパフォーマンス。
2度目のピットイン(31週目)までは、クビアトと変わらない。とするとですよ、、、、同じ戦略(3ピットストップ)だったら・・・もしかして・・・とか期待できるかもしれないってことです。少なくとも、昨年までのライバルであるマルシャは元より、ザウバーよりも良いペースだったのは事実。
途中、8位走行したりザウバーのスーティルとタイム差が縮まっていったあたりはワクワクした。

しかも、今回のマレーシアGPの可夢偉。
フリー走行はトラブル三昧でまったく走れていない。
コースに合わせたセッティングはほぼ皆無。
かなり距離走れていたチームメイトのエリクソンより、2スティント目(1回目のタイヤ交換後)は2秒/周くらい速く走ってるのは驚速の域。最終的には同じマシンで50秒くらい差が付いてゴール。(戦略の違いはあるが)
しかも可夢偉の走りはかなり安全運転している。ドライブ映像見ても,縁石踏んだりするようなギリギリのコーナリングはしていない。コーナーの立ち上がりだって、綺麗に攻め切れていないから、フラフラしている。あくまで完走を狙い、セッティングもままならないマシンで無理に攻めてマシンを壊したりしないよう、とにかく完走してデータを取る事に主眼にした走りをしている。それでもなかなか速いんです。こういう速さと堅実性のバランスが非常高いのが可夢偉の素晴らしい所。
前回のGPでも、ほぼセッティング出来ていないマシンで予選15位と、ケータハムとしては驚異の位置につけている。

昨年までは「最後尾を走っているだけ」のケータハム。
しかし今回13位は価値ある13位ですよ。他チームとガチバトルして勝ち取った13位。
ただ走り切ってタナボタの結果ではない。

タイム見てみないと分からない価値ですが、今後・・・もしかしたらもしかしますよと期待できる雰囲気を感じられたのは収穫。
たかだか13位から10位になるくらいではしゃぎおってーという人も居るでしょうし、ザウバーでは3位表彰台を獲得した可夢偉のあの頃からは、輝きがなくなっているようにも見えるでしょうが、可夢偉がいま戦っているのは、10位以内でゴールすること。それがケータハムというチームの現実であり、大目標なわけです。他の中堅チームで例えれば表彰台レベル(3位以内)の大金星がケータハムでは10位って事。
昨年までは何をやっても無理だった状況が、新しいケータハムマシン+可夢偉ならもしかしたら・・・という所まで来てます。

ただ。
ケータハムは本当に人材が居ない。
第二戦まて来ているのに、車のセッティングがほぼゼロのままって事は、開発したり戦力にしていく能力がチームとして無いって事。他チームはどんどんこれから洗練されていくので、いくら車の素性がぼちぼち良くても、今後引き離されることは有り得る。
もっとちゃんとしたエンジニアを揃えてくれるといいんですがねぇ。
少なくともテールエンダーを走るような例年の屑マシンじゃなく、ポイント圏内は狙えるかも・・・という素性が良いマシンなのはだいたい分かってきた。あとは体制さえしっかりすれば、待望の金星は手に入れられそうな感じなので、ほんと期待してます。

次戦、バーレーンGPは再び今週末。
小林可夢偉+ケータハムのグリーンのマシンに注目です。

※私の中では可夢偉+ケータハムにぞっこん。これも予約しちゃおうかな(^-^;

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