アクセラスポーツ試乗記
能登旅行でのレンタカーは車種指名でした。マツダ・アクセラスポーツです。
弟夫婦が最初に「気に入った」アクセラ君。息子も気に入り「俺らが試乗して、いろいろ報告しないと!」って張り切ってました。
私的には「まぁー1.5Lだし、それなりに走ってくれれば」と期待薄でしたが、これが大きく裏切られました。
結論から言おう。「すげー楽しい車!!」でした。
とにかくアクセルの入力に帯する反応がリニアで、まさしくきびきびと軽快に走り、エンジンもまたよく回って気持ちよく走らせてくれます。「デミオのちょっと重い版」なんて前印象だったんですが、全然重さは感じません。エスティマ ハイブリッドの2.4Lのほうが重くてどうにもならないもっさり感だと言うことがしみじみ分かりました(>_<)。
走りの印象は、以前乗っていたBMW X3と同等の気持ちよさ。CVTなんですが、気持ちよく吹け上がり、シーケンシャルシフトにすれば、疑似的に6ATのようになり思い通りの回転数で走れる。同じCVTのエスティマ ハイブリッドに乗っていると「ギア」とかの存在を忘れちゃうんですが、久しぶりにシーケンシャルシフトで走ると、めちゃくちゃ楽しかったです。後ろには当然嫁と娘が乗っていたんですが、X3の時のように車酔いもせず、多少の突き上げ感はあるものの、乗り心地も良い方ではないでしょうか。嫁からは特に不満もでなかったので。まぁあるとすれば後席が多少狭いって事みたいですが、それはエスティマ ハイブリッドと比較しての話。X3よりは広いとお褒め頂けました。
内装もレンタカーにしては決して安っぽくなく、ボタン類なども使いやすい配置で感心しました。
シートも同様で、座り心地はよく、包み込まれるような感覚は「さあ行くぞ」とドライブする気持ちにさせてくれます。
我が家は嫁が本革シートが大好きなんで、金かけてもそっちにしちゃうんですが、むしろシートには「きっちりホールド」してくれて、「運転しやすい」シートが大切である事がよーく分かりました。帰ってきてエスティマ ハイブリッドに再び乗ると、開放感はあるんですが、ホールド性が乏しく、カーブでのロールで踏ん張りがきかない理由はシートにも問題があることが分かったので。
あと燃費。これは意外にも素晴らしかった。
最後に給油して計算してみると、17km/L。
地方なんで高速中心/渋滞無しってのも効果はでかいですが、それにしても500kmちょい走ってまだ残量計は4メモリ残。インパネのインフォメーションでは、あと370kmも走れるとの事。Totalで900km走れる計算ですか。すごい。エスティマ ハイブリッドは満タン-ガス欠でも550kmほどですから、これからはやっぱりハイブリッドではなく、エンジンのダウンサイジングの時代なんだと痛感させられました。
正直マツダの車・・・ってイメージとしてあまり良い印象はなかったんですが、侮れないですね。やっぱりヨーロッパでそれなりに高い評価されているだけはある。ま、嫁と一致しているのはデザインはちょっとね・・・という点はありますが、走りにはなんら不満は無いしそれ以上の軽快感に驚きと感動が得られました。
次に買う車のイメージができあがってきたし、もうミニバンはないな・・・と。嫁に反対されようが次は絶対No moreミニバン・No more車高の高い車!! です。X3で走っていた頃の楽しさが、この3日間のレンタカー生活で蘇ってきました(^_^)。マツダさん、これからも楽しい車を作り続けてください。トヨタさん・・・・そろそろ頼むよ。もう目を覚まさないとやばいよ。
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