My Second PC レノボ Idea pad U150。
しばらく使い込んでみたので、使用感をレビューしたいと思います。
実機がなかなか店頭に置いてないので、皆様の一助になれば幸いです。
■処理速度
Celeron SU2300 1.2GHzというCPU。1.2GHzとCeleronということで心配でしたが、杞憂でした。
事前にSU2300の中身はCore2DuoベースのDual Coreだということは分かっていたのですが、文句なしですね。
前はAcer Aspire Oneを使っていたのですが、そのCPU Atom N270とは雲泥の差。
YouTubeHD動画はもとより、iso file経由でDVDを見たりしましたが、CPU使用率は40%ほどとまだまだ余裕あり。
重いExcel/Word2007やウィルスバスターもインストールしましたが、特別重さは感じず。通常使用では全く問題ないですね。
価格.comの書き込みでは、熱でパームレストや底面が熱くなると、ありましたが、私が使用している限りでは「ほんのり暖かい」という程度全く気にならない。
本体左側ファンは常に回り、排出口は熱いですが、ファン位置が良く、通常使用にその排出口に触れることは意図しない限り無いようになっています。底面も初期から大容量バッテリ搭載されている為、1.5cmほど足が浮く格好になるためか熱は気になりません。
Windows7のパフォーマンスレイティングは3.2。HDDは5.8と好数字。最低はグラフィックが3.2と足を引っ張ってますが、もともとゲームをPCでやるために買ったわけではないので、コレで十分。
■デザイン
天板のデザインが独特で好き嫌いがでそうですが、私は気に入りました。
この模様は指紋が残らずGoodです。他社のテカテカ天板は指紋がべたべたと残ってダメです。
パームレストも同デザインでざらっとしており、指紋が目立ちません。
このあたりは安いコストなりにデザインでカバーする知恵の勝利。
とても好感が持てます。
唯一粗を探すとすれば、液晶とファンクションキー周りがテカテカの黒で、やや指紋や埃が目立つ程度です。
■使いやすさ(キーボード)
キーボードレイアウトは、15インチサイズのノートPCと同等の標準的なレイアウトを採用していて打ちやすい。
ここはこのPCを購入に際して一番重要にしていた部分。
唯一、Fn/Ctrlキーが普通のノートPCと左右逆なのが痛いですが、他メーカーのPCがキーボード右側のレイアウトをめちゃくちゃにしていることを考えると、11.6インチのミニノートでここまで配列が標準的なのは上出来です。(他メーカーは、Enterキー右側にHomeやPageUp等を配置したり、右シフトキーを極端に小さくしたり、よく使うDel/BSキーの配置を変えたりしているので、非常に使い勝手が悪い)
下は購入を検討した、Dell Vostro V13のEnterキー周り。めちゃくちゃです。
その点U150はキー自体も非常に標準的=山型になっており打ちやすい。購入検討したAcer Aspire1410などはデザイン優先で、キー表面を平らにした為、見た目は綺麗だが、隣接キーの境が分かりづらく、ミス入力が多発しいらつくいた。
下はAcer Aspire 1410のキーボード。キー自体が平面すぎる。
このあたりは慣れや好みかと思いますが、私的には人間のインターフェースである「指の感覚」は非常に大切だと思っているので外せません。特にこの11.6インチあたりのミニノートはプロダクトデザイン力が問われる。つまりメーカーの意志として「見た目重視」か「中身も大切」と思っているかの違いかと。
VAIOのType Wなんかはとても製品として物欲を刺激するが、半角キーが左側のTabキーの上になく、ESCの横(左から2個目)に配置されたり、右Shiftがカーソルキーの横に同サイズで配置されたりと、ユーザーの使用感度外視でデザインを行った例かと。
下はVAIO Wのキーボード。配列見た瞬間に買う気を無くしました。残念。
■使いやすさ(その他)
タッチパッドも普通に使いやすい。これもキーボード同様に重要なこと。このサイズだとパッド部が極端に小さかったり、ボタンが押しづらかったりするが、IdeaPad U150は気を使わずに使用できる点が秀逸。前述のAcer 1410はボタンがパームレスト最下部のヘリに位置し、手の置き位置によっては誤クリックや、押しづらいという感覚を得る。U150はきちんと最下部に隙間を持たせ、クリックボタン中央部を湾曲させて押しやすく、しっかりとしたクリック感がでる構造を取っている。
■液晶の見やすさ
テカテカの光沢液晶で、他メーカー同様発色は良いが反射光が多く、見づらい。
特別視野角も広くなく、このあたりは5.5万円パソコンらしい品質。
最初は「正面以外から見ることはないから、この程度で十分」と思っていたが、DVDをiso fileとしてHDDに取り込み、DVD鑑賞をするようになってからは、正面以外だと見づらいのが現状。
まぁ価格相応ですし、それよりは1366x768の解像度の恩恵のほうが大きい。
以前のネットブック Aspire Oneは縦600でしたので、縦横比が向上してwebの視認性upしている。
■無線LAN
無線LANが意外と早いし電波の届きも良いように思えます。アンテナ位置が良いのかな?
Aspire OneはCPUのせいか、アンテナのせいか、リビングに置いた11gの無線LANから寝室までがギリギリでしたが、IdeaPad U150は感度は中間程度でweb閲覧も問題なし。予想外の感度で家中で活躍してくれています。
■拡張性
Spec的には有線/無線LAN、eSATA、HDMI端子と言うことなし。SDカードスロットもある。
本体背面は、カバーを外すと容易にHDD/メモリへのアクセスできる。メモリは1GBx2がすでにささっていて、Dual Channelの2GBとなっている。Dualを捨てて1枚くらい2GBに交換して3GBにしようと思ったが、今のところ体感速度は遅くないので交換予定なし。HDDもSATAからSSDに変えても良いかなーと思っていたが同様の理由でSATAのままで十分。
もう一つのドアを開けると、無線LANカードと、なんとMini PCI Expressスロットが空き状態で出現。
ここにSSDタイプのMini PCI Expressカードを差して、起動ドライブとする手もありですね。でもそこまでリスク犯してスピードアップを図るのは今後ストレスが出てからにしようと思う。
それにしてもこのサイズで、スロットの空きがあるって・・・メモリにしてもHDDの搭載方法にしても特殊な点は何もないし、どれだけ余裕のある設計なんだろう。
■総括
実物を見ることなく買ったのですが、正直想像以上にアタリPCです。満足度150%。
特にキーボードが打ちやすいのはなによりありがたい。
品質もデザインも良いし、何より使用者のことをよく考えて作られていると感じる点を多いのが満足感をupさせている。このあたりはThinkPadブランドを買い取って、大和研究所の影響があったのでしょうか。そういえば、
ThinkPadもX100eという11.6インチのものがでてきましたが、こちらもなかなかよさげなqualityです。Webのダイレクト販売では59800円! 私が買うときにこちらが発売されていたら、こっちにしたかもしれません。やっぱりThinkPadブランドは安心できますし。
※キーボード配列では
Delキーが右上に無いなど、若干U150に劣りますね。
現時点で不満点は液晶の視野角のみで、その他はすべて合格点以上。これがAtom機とほぼ同じ値段で買えちゃうわけですから、もうAtomには戻れません。AtomはXPでも微もっさりですからね。これだけ満足させて5.5万円なのですから、PC業界は儲からないわけだ。20万円くらいだしてPCを買っていた昔が遠い過去のようです。
レノボIdeaPad U150はすべてにおいて「標準的」で奇をてらったとこがなく、人間側があれこれと意識することなく使えるとこがとても大切だと分からせてくれるPCです。理にかなっているPCと言ったらいいでしょうか。正直レノボという中国メーカーに不信感すら最初はありましたが、今ではここまでよく練られているPCメーカーは逆にあまりないのではないかと思います。国産メーカーや台湾メーカーは廉価PCを「それなりのもの」と割り切ってる感があり、デザイン=見た目重視に各社走る中、きっちり作り込めるのは感服しました。