今の外資系の仕事に就いてからまだ日は浅いのですが、前職場の同じ外資とは違って驚くことが多い。
それは。
・社内でふつーにヘッドハンティングしてくる。
・自分の同僚やManagerですら「いいとこあればいつでも動いていいよ」と言ってくる。
ってこと。
もともと終身雇用の概念が無いから、自由に動いて自分自身で自分を高めなさいという事らしいのですが、それにしてもこの自由さは一体?
「それって、お前はここに居るなってことっすか?」とか聞いてみましたが、
「いやいや。お前ならここだけでなく他でもやれる。ただほら外資だから。いつトップダウンで部署無くなるとかそーいう話だってあるわけだし、コネは手広く持っておけ。で、仕事もいろいろな部署でやれることを経歴として持っておけ」
という話。さすがやな~と。自分の身は自分で守れってこと。
それと1点目の他部署からのお声がかりも同じで、逆の意味で突然拡大する部署もあって、そういうとこは外部から面接して人取ってなんてやってらんないから、新しく入った人とかの噂を聞きつけたら、バックボーンとか聞いて「これは」と思った人には、とりあえず話をしてみるという風潮なんだと。というわけで、ヘッドハンティングではなく、ほぼ社交辞令なんでしょけど。それでも後からちゃんとメールで先方のManagerからメールが飛んでくるのが恐ろしい。
たまたま別のブランチオフィスに挨拶まわりしたら、行く先々でManagerの方に「今まで何やってたの?」「へーそういうことならウチでも似たようなとこあるね。」とか声かけられてたのはそういうことだったのかと分かった次第。ふつー関係部署の挨拶
まわりなんて、自己紹介して終わりじゃないですか。この時は一人あたり5分くらいは根掘り葉掘り皆さんに聞かれて、なんのことやら分からず、「変な会社やな」とか疑ってましたww
てなわけで、前職場の外資系も仕事ではぶっ飛んだとこでしたが、こと人事に関しては保守的だったと痛感させられた。人も殆ど流動化してないから、血栓のようになってた気がしますし。異動する人とかめったに居なかったのは確か。
そういう意味では、血が常時流れている会社なんだなと。各部門Mgrも日々社内の人材に目を向けて営業活動しているわけで、それは自分の部署に興味を持ってもらうためになんです。この活動・このバイタリティにはかなり感動中。
こういう目新しさというか、守りに入っていない企業風土っていいなと。
他の外資や日本企業でもあるかもしれないが、純粋に面白いと思った次第。
反面、それだけ自由であるということは、やはり自分にスキルが無いと、誰も守ってはくれないという裏返し。
何かマイナストレンドな方向性が起きた場合、普段どれだけ他部署とコミュニケーションとって、よく思われていたか、戦力になるなとか実感を与えていたかが鍵になる。やっぱり普段の一つ一つの仕事を丁寧且つ、相手のことまで慮ってやってきているか・・・ですね。
いまは前職場時代のスキルが相当活かされているわけですが、今後は確実に現職に関連するスキル/資格なども取って行かないといかんのだろう。英語とか・・・英語とかも・・・・。これが一番の難問やなぁ~。